【活動報告】

 クワガタムシ学習会 第5回(最終回)

 

■日時:9月25日(日)

■参加者:6家族18名(内子ども9)

スタッフ:指導・杉村、藤井、事務局・古澤 

■準備 昆虫マットの事前準備。

■観察 晴れ、9時に光明寺山門で集合受付。5月にセットした産卵セットを持参していただき、メスが産卵しているか割り出して確認した。船田さんと若林さん家族で多数の産卵があり、(合計で15匹ほど)これらの幼虫と、スタッフ藤井さんのヒラタクワガタ幼虫を振り分けした。1時間ほどで幼虫割り出しは終えて、残り時間は、どんぐり祭り準備のための草刈りと竹材の用意を行った。12時から昼食。鶏肉入り野菜スープとかき氷で楽しく歓談した。

 

■参加者の感想

・一連の学習会、ありがとうございました。申し訳なくなるくらい充実した内容でした。お疲れ様でした。ありがとうございました。子供たちは自分たちより虫に詳しい人達と出会って、刺激になり、憧れていました。きのこ嫌いの子供が採りたてのシイタケをお代わりしていたのもびっくりでした。皆さまの日々の活動に快く招き入れてくださり、御礼申し上げます。カブトムシスポットもその後、何度か見に行きました。お忙しいなか、ありがとうございました。(中谷)

・家に帰って別の虫かごを見ると、2匹幼虫がいました。子供たちも大喜びでした。クワガタ学習会を通じて、幼虫探しから始まり、成虫を育て、また新たな幼虫が生まれるという命の営みを知ることができました。クワガタの事だけではなく里山でその時その時の自然を満喫することができました。キノコ採りや虫さがしなど子供達は大喜びでした。また参加させて頂きたいです。(森本) 

【活動報告】2022.7.9 クワガタムシ学習会第4回 標本づくり

■日時:2022年7月9日(土)920分~14時  

参加者 18人(内子ども 9人)スタッフ 指導者(杉村・下村・野村・山下・藤井)

    1家族40分の持ち時間での予約制とし、7家族の参加。1家族はコロナ濃厚接触のため参加取りやめ

■場所  アトリエ「畔」

■行事内容 行動

 クワガタムシの死骸を使っての標本作成、その他質疑応答 

■見つけた生きもの(捕まえたクワガタムシ) 標本作成の為、採集活動はなし。          

■全体を通じて

コロナウィルス影響を考え、密を避けるため、40分1家族・親子2名ならば2家族、の持ち時間で予約制とした。毎年クワガタの死骸を確保するのに苦労していたが、野村さん・山下さんから死骸の提供が多数あり、標本の出来栄えは、これまでの標本作成の中で最も充実していたと思う。 

 6月の採集で欠席だった青木さんへ、スタッフの藤井さん飼育のヒラタクワガタペアをプレゼントした。 

 スタッフ山下さんから・・・季節の推移とともに、発生のピークはノコギリミヤマカブトと推移していくが、今年ははっきりとした傾向がなくダラダラと羽化が続いている。(報告:杉村)

 

■感想

・最初は緊張して固まっていましたが、だんだんコツをつかんで楽しんでいました。家に帰ってからも飾って喜んでいます。(中谷母)

・最高!アゴがかっこよくできた。(中谷兄)

・最高!首を持ち上げたのがかっこいい。 (中谷弟)

・子供二人とも楽しかったそうで、針で刺すのがドキドキしたとか、カッコいい形にするのが良かったと言っていました。さっそく帰りに100均でマチ針買いました。(青木父)

 

【活動報告】2022.06.26クワガタムシ学習会第3

■参加者:7家族20名(内子ども11)

スタッフ:指導・杉村、藤井、山下、事務局・古澤 ■準備 特になし。

 

■観察 曇り、9時に光明寺山門で集合受付。蝶の森と子守勝手神社周辺でクワガタ成虫採集、1130分頃から、かき氷を食べて、順次自由解散とした。

蝶の森の入口のナラガシワで、スタートから、ノコギリ・ヒラタ・コクワが採れる。蝶の森と子守勝手神社で合計14匹(ノコギリ・オス4、メス2、ヒラタ・オス4、コクワ・オス4)採集できた。スタッフ山下さんが飼育したクワガタもお土産で配り、大いに楽しんだ。カジカガエルらしき赤いカエルも発見した。暑い中での観察会であったが、かき氷も美味しくいただき、参加者家族にはとても楽しんで頂けたのではないかと思う。午後から、希望者でシイタケホダ木の並べ替えと、落ち葉堆肥作りの作業を大藤さんの指導で行った。(報告:杉村)

 

■参加者の感想

・梅雨の晴れ間にクワガタ採取できて良かったです。前回(5/22)よりもたくさんクワガタがとれて息子・娘も喜んでいました。カナブン・カミキリムシ・スズメバチなど遭遇する虫の数も増えてきて、本格的な夏も近いなと感じます。とても暑い日だったので、最後にかき氷を食べて涼むことができて有難かったです。(大谷)

・すごく楽しかったです。子供は夢中で木の周りを探し、親の私が子供の頃に山にクワガタムシやカブトムシを獲りに行った楽しい記憶がよみがえりました。これからも参加していきたいと思います。(山根)

・木の根元の落ち葉を掘ったり、木を揺すったりして、クワガタが採れて嬉しかったです。自分ではノコギリクワガタのオスを採り、メスは先生からいただいた。クワガタ探しのあと、みんなでかき氷に、あんこと桃とみかんの汁をかけて食べ、すごく楽しかった。(北野)

 

 

【活動報告】2022.05.22 クワガタムシ学習会第2回

■参加者:217家族(内子ども11)

スタッフ:指導・杉村、藤井、山下、事務局・古澤

■準備 産卵セットのケース・マット、産卵させるメスは事前に、杉村と藤井で用意(ヒラタメス6、コクワメス4

 

■観察 9時に光明寺山門で集合受付。蝶の森で産卵セットの組み方を指導。

ブルーシートを敷き、荷物を置いて、ピンセット・ペンライト・虫かごのみで身軽にしてから本格的に採集スタート。蝶の森と子守勝手神社周辺のナラガシワ・クヌギを見て回りました。成果はコクワガタオス8。中谷さん親子が、ネブトクワガタオス1,コカブトメス1、とやや珍しい種を採集。ウツギの花に飛んできたシロスジカミキリも採集(杉村)しました。シロスジカミキリが樹液場形成の重要な昆虫であることを説明できました。オスばかりでしたが、7家族全員にクワガタが行き渡りました。5月中旬からクワガタ採集可能ということが実感できたのではないかと思います。昼食のタケノコご飯は、蝶の森で収穫したものと説明。天候にも恵まれ、参加者には喜んで頂いたものと思います。(報告:杉村)

 

【活動報告】2022.3.27 クワガタムシ学習会①

■日時:2022年3月27日(日)9:00~13:00

■参加者:7家族(大人11,子ども11)、補助スタッフ2家族(藤井、山下:大人2,子ども3)合計27人

     講師:杉村、スタッフ:古澤、協力:里山倶楽部下村、兼田、水木

■内容:①ほだ木を削ってクワガタの幼虫を探す

    ②容器での飼い方説明、実演

    ③原木しいたけの収穫体験

    ④アウトドア料理を味わう(焼き餅入り豚汁、焼きシイタケ、焼きマシュマロ)

    ⑤薪割り、木を切る体験

    ⑥森の探検

■参加者の声

まず父の感想です。

クワガタの幼虫が木の中を食べ進みながら育つことも知らなかったので、木を削っての幼虫探しを驚きながら楽しませていたいただきました。息子も初めての経験ですごく楽しんでいたようです。

成虫も夏ではなく梅雨が空けるより前に1番取れると知りこれまたびっくりでした。真夏に取りに行った昨年は見つからないわけです

最後に振舞っていただいた、豚汁や椎茸もすごく美味しくいただきました。息子はおかわりまでいただき、家に帰ってママに同じ豚汁作ってもらうーと言っていました。

次回のクワガタ取りも親子で今から楽しみにしております!ありがとうございました!  

次が息子の感想です。

木をほったりノコギリで切ったり、とっても難ししかったし、とれるかどうかワクワクしました。椎茸の取る体験も奥に手を置いてとるのが、とても楽しかったです。

クワガタが一年も生きるなんて思っていなかったのでビックリしました。またクワガタかカブトムシをとってみたいなと思いました。(若林)

 

 親子で楽しませていただきとても良い経験でした。次回も楽しみにしています、よろしくお願いします。 

 兄 幼虫を探したのが楽しかった。ご飯を食べたところが景色がきれいで好きだった。 

弟 最高!幼虫掘りが楽しかった。 

父母 親子で楽しませていただきました。どうやったら幼虫が取り出せるか、初対面の子ども同士が集まって、自然と一緒に試行錯誤する姿が素敵でした。貴重な体験で、大人も勉強になりました。(中谷)

 

今年4月から小学生の孫(男子)と父親、私の3人で参加しました。孫は当初、蝶の森の環境や、知らない人が多数いる雰囲気に戸惑っていましたが、偶然、保育園の友だちも参加していて安心したようでした。いざ本番では、朽ち木を割ってクワガタの幼虫を探すのに見様見真似で加わり、見つけたいと真剣そのものでした。他の参加者から発見の声が上がるたびに焦る3人。結果的に1匹も発見できませんでしたが、孫は自然相手の難しさが学べたのではと思います。1匹を飼育用にいただき喜んでいました。また、里山倶楽部のご厚意でシイタケ採りの体験をし、熱々の豚汁、焼きシイタケ、焼きマシュマロを食べたのも楽しかったと言っています。次回の成虫採取で頑張ろうと誓い合う今日この頃です。(北野) 

 

 

 

【活動報告】第5回クワガタムシ学習会(最終回) 2021.9.26

■参加者:7家族18人(内、子供10名)、1家族は欠席。■講師:杉村

5月に作成したクワガタムシ産卵セットを持参して頂き、産卵の有無を確認。7家族中4家族の産卵セットからヒラタの幼虫が確認できた。また、山添さんの産卵セットからは15匹以上の幼虫が採取できた。産卵がなかった家族へ23匹取り分けして頂き、おかげ様で、参加者が皆、来年の羽化を楽しみに飼育してもらえます。山添さん、ご協力有難うございました。

感 想

★以前の回で作った産卵セットから、たくさんの幼虫が出てきて、子供が大変喜んでいました。焼き芋を頂いたり、ナナフシを見つけたり、コオロギやバッタを追いかけたりと、今回も色々な自然に触れることができました。同年代の昆虫仲間とも楽しく活動させて頂きました。(平島母)

★こんな身近な場所に沢山クワガタムシがいることに驚きました。私の産卵セットには卵は生まれていませんでしたが、他の人のを見せて貰うと、10匹以上も産んでいてびっくりしました。3匹貰って今育てています。成虫になるのが楽しみです。(北村鞠奈9才)

令和3年度のまとめ

とにかく、天候とコロナに振り回された1年でした。参加者と連絡を取り合い、開催日を分けて実施することで学習会メニューは無事消化することができました。予め参加者数を限定した学習会ですので、日程変更の連絡は取りやすく柔軟に対応しやすかったと思います。今後もこのスタイルは踏襲します。

 

学習会では、当日使用する資材は予め準備して蝶の森に搬入しています。これらの準備は昨年のOBに手伝って頂き大いに助かりました。学習会を通じて、里山倶楽部の仲間が増えることを願っています。学習会は令和4年度も実施します。

 

 

【活動報告】2021.7.10 クワガタムシ学習会④ 標本作り

【活動報告】2021.6.27 クワガタムシ学習会③ 採集体験

 

クワガタムシ学習会(連続5回)が始まりました。2021.4.11

目に眩しい新緑の中にモチツツジが満開。ウグイスの声が響き渡り爽快な里山。

親子で夢中になって木を削り、中にいるクワガタの幼虫を見つけました。

京都新聞の取材があり、誇らしげにクワガタの幼虫を見せる子どもたちでした。

 

午後はスミナガシという蝶の食草「アワブキ」を湿地の近くに植樹。

クスノキのまわりを飛び回っているアオスジアゲハに遭遇も。

「お、今、卵産んだん違うか?」と講師。走って確認に行き、「ほんまやー」と声を上げた子どもたち。産卵シーンに遭遇するなんてめったにありません。貴重な機会でした。

イノシシのぬた場では、くっきりと残った足跡発見!

(報告:古澤)

 

 

 

活動報告 クワガタムシ学習会(最終回)2020.9.27

■日時:2020年9月27日(日)9:00~12:00

■参加者:6家族18人(うち子ども8人)

■指導者:杉村

3月から始まったクワガタムシ学習会は、今回が最終回。

5月の学習会で産卵セットをセッティングしていましたが、今回は割り出しを行い、メスが産卵しているかどうかを確認しました。6家族中、3家族の産卵セットから3~5匹の幼虫が採集できた。1家族は自宅にセットを置いてきたので不明。2家族は残念ながらメスが産卵していませんでした。蝶の森でコクワガタ、スジクワガタの成虫3匹、幼虫3匹採集しました。今回が最終回であり、質疑応答の時間を多めに取りました。

子どもたちは5回の学習会を通してすっかりクワガタムシに詳しくなり、自信に満ちた顔つきに。

 

来年の学習会のアシスタントスタッフを募集したところ、3名の申し出がありました。

来年はさらにパワーアップした学習会ができそうです。(報告:杉村) 

 

第4回クワガタムシ学習会報告 「標本づくり」 2020.7.18

第4回の今回は、三密を避けるため時間割を作って1家族ずつ対応しました。

講師の杉村と下村からクワガタムシの作り方を聞くと、子どもたちはさっそく作業に取りかかり、熱中していました。触角や足の一本一本をまち針でそっと伸ばし整えると、今にも動きだしそうな標本になりました。あとはおうちでゆっくり乾かし、箱に入れれば出来上がり! 

子どもたちは、大事そうに持って帰りました。

※京都新聞の取材がありました。(7/19朝刊洛西版に掲載されました)(報告:古澤)

 

 

🐛クワガタムシ学習会(連続5回講座)が始まりました。2020.3.22

里山倶楽部の活動拠点、光明寺裏山の蝶の森で、クワガタムシ学習会が始まりました。

今年は春の訪れが早く、すでに木々の芽吹きが始まっています。

 

第1回目の今日は、まず里山倶楽部の下村代表から生物多様性の森づくりの話を聞き、森の探検へ。コバノミツバツツジが満開の斜面を登り、広場へ出て、放生池の周りをぐるっと回りました。「クワガタムシはどんな木が好きだろう?コナラはどれかわかるかな?」と講師の杉村の説明を聞いて、親子は森のあちこちでクヌギ、コナラ、ナラガシワ等を確認しました。

その後、ほだ木の中から幼虫を探し出す作業。ナタで慎重に削っていくと、クワガタの幼虫が見つかりました。一匹見つかると「おお~、見せて見せて。何クワガタ?♂かな?♀かな?」と興味津々。親子で力を合わせ、幼虫さがしに夢中になっていました。幼虫は、容器に入れて各自持ち帰り、大事に飼育してもらいます。タマムシの仲間と思われる幼虫も見つかりました。クワガタムシとは明らかに形が異なります。(最後の写真)

森の中ではシイタケの菌打ち作業や、シイタケの収穫作業、木登りなども体験しました。昼食は、焼きソバと、竹にくるくる巻いて焼いたあそぼうパン。参加者:6家族16人。

次回のクワガタムシ勉強会は5月24日(日) *新規申込は受け付けていません。 (報告:古澤)

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